2022年09月09日
安倍元首相の国葬問題で国会は揉めています。
国葬にかかる費用が当初発表より多額になり、総額で17億円ぐらいになるようです。
日本武道館で開催する国葬には最大6,000人が参列し、海外からの要人も参加するので警備費用等がかなりかかり、これだけの費用がかかる葬儀を国費で負担するには賛否両論があって当然と言えるでしょう。
国民が負担した税金が投入されるので、コロナ禍で国の借金が膨らみ、多額の債務を抱えている中、その返済に廻すべきという意見もあります。
そういった意見も確かにわかりますが、安倍元首相の功績を考えれば、個人的には国葬をやってあげたいと思います。
過去の首相と比べても、安倍元首相の国に対する功績は大きいと思います。
私の中で功績の大きい首相は、田中角栄、中曽根康弘、小泉純一郎、安倍晋三の4氏で、田中角栄氏は「日本列島改造論」、中曽根康弘氏は「国鉄、電電公社、専売公社の民営化」、小泉純一郎氏は「郵政民営化」というインパクトのある改革を行いました。
安倍元首相は、誰もが知っている「アベノミクス」を始め数々の実績をあげ、連続在職日数2,822日、通算在職日数3,188日といずれも歴代最長を記録しました。
これだけ日本のために尽くしてくれた人が、テロまがいの行為で殺害されたことを考えると、謹んで弔ってあげたいと私は思います。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士