2021年08月10日
最後まで開催が危ぶまれた東京オリンピックも、無事に閉会しました。
開催には賛否両論ありましたが、終わってみるとやって良かったと思います。
どの選手も、この日に向けて必死に努力し続けてきた姿には感動しましたし、もし中止になっていたら、選手たちの今までの努力はどうなっていたのでしょう。
開催できないかもしれないという不安の中、努力を続けた精神力には頭が下がります。
それと今回の大会を通じて、今はスポーツでもAI・IT化が進んでいることを感じました。
例えば、今までの日本の柔道はただがむしゃらに練習する根性論が主流でしたが、それでは今後メダルは取れないと感じた井上康生監督が改革を行いました。
データ分析を徹底的に行い、数字に基づいた理論を構築し、その一方で選手とコミュニケーションを密接にとり信頼関係を築いていきました。
その結果、柔道は金メダルラッシュで大成功をおさめました。
これは企業経営にも当てはまることなので、大変参考になります。
数値に基づいた経営状況の把握、社内のコミュニケーションを蜜にして信頼関係を築き、全社一丸となって目標に向かって進む会社こそが、これから生き残る会社になるでしょう。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士