2016年08月10日
先日、「ソフトバンク」が英国の半導体設計大手の「ARM」と言う会社を買収したと新聞に記載されていました。
金額は約3.3兆円で日本の会社が買収した金額としては過去最大であった様です。
今後「ソフトバンク」は「ARM」と言う会社を中核とした、「IOT」の世界でさらなる飛躍を狙うと書かれていました。
当初私は「IT」と「IOT」を同じ様に思っていましたが調べてみると、その違いが解りました。
「IT」は「Information Technology」の略で日本では「情報技術」と訳され、特にコンピュータなどの機械や器具、およびその内部で作動するソフトを用いて情報を扱う技術のことを言います。
「IOT」は「Internet of Things」の略で、直訳では「モノのインターネット」と言うようですが、その中味は主にパソコン等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々なモノを接続することを意味します。
様々なモノとはテレビやDVDプレーヤー等のデジタル情報家電だけでなく、あらゆるモノがインターネットに接続され、大きく以下の3つに分類されます。
1.パソコン類
2.機械類
3.その他のモノ
その結果、車にインターネットが接続され自動運転が可能となり、家にインターネットが接続されることにより、遠隔操作で家庭電化製品を動かす事が出来る様になります。既に一部ではその様になっていますね。
そのような未来の社会を想定して「ソフトバンク」は、[ARM]を買収した様です。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士