2015年03月09日

今年の個人の確定申告の感想

今は個人の所得税の確定申告の時期です。
所得税の確定申告は、原則として1月~12月の1年分の所得を計算して翌年の3月15日までに所轄の税務署へ申告するものです。所得には、事業所得、給与所得、譲渡所得等10種類ありますが、ここでは事業所得についてお話しします。

この時期、私は個人で事業をしているお客様の決算書を毎日数件チェックしています。最近感じる決算書の特徴等についてお話ししたいと思います。

以前は業種によって儲かる業種、儲からない業種がありました。年によってもその傾向があり、国税局も毎年好況の業種を決めて、その業種を徹底的に調査する方法を取っていました。例えば、前年美容業が好況であったとすると、今年の好況業種を美容業と定め小さい美容業も含めて税務調査を行うという手法です。

 しかし、最近は業種によっても儲けは様々です。例えば、接骨院では売上が5百万前後の先生が多くいらっしゃいますが、1千万を超える先生も少なくはありません。中には一人で2千万を超える先生もいらっしゃいます。そして、いつも思うことですが、5百万の先生の売上は毎年同じような数字となり、2千万を超える先生は毎年2千万を超えています。5百万の先生が翌年2千万になることはありません。

私は、事業で売上を増やし利益も増やす、増収増益にするためのポイントは「お客さんの要求を満たす」ことだと思っています。



 




 西川 和志 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士

西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士


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