2015年02月10日
3年前(2012年)より森田経営の法人のお客様の黒字率(申告した件数の内、黒字の会社の割合)の集計を行っています。下記は、3年間の推移です。
2012年 申告法人 272件 黒字件数 156件 黒字率 57%
1件当たりの経常利益 209万円
2013年 申告法人 272件 黒字件数 146件 黒字率 54%
1件当たりの経常利益 270万円
2014年 申告法人 291件 黒字件数 176件 黒字率 60%
1件当たりの経常利益 461万円
国税庁が発表している黒字率は2012年度で27.4%(若干基準が異なると思いますが)ですので、それに比べれば、森田経営のお客様には業績の良い会社が多いように思います。
毎年、当社のお客様の黒字率が向上するよう、がんばっているところですが、、2014年は、目標の60%を何とかクリアすることができました。
3年間のデータを比較、検討してみますと、黒字率そのものは少し向上していますが、やはり中小企業は大企業のようには業績が改善されていると思えません。
ただ、1件当たりの経常利益は2012年に比べると461万円で、倍以上の数字になっています。このことは、昨年も感じたことですが、良い会社と良くない会社の格差がだんだんと広がっているように思います。
今年も増々良い会社と悪い会社の格差がハッキリと表れてくると思われます。皆さんの会社が勝ち組に入るよう願っています。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士