2006年04月10日
前回、安岡正篤さんの「六中観」についてお話させていただきましたが、今回は同じ正篤さんの「安岡正篤 18ヶ条」を紹介させていただきます。この18ヶ条は私も時々読んでは、考えさせられます。
1.毎日の飲食を、適正にやっておるか。
2.毎晩良く眠れるか。
3.悪い習慣はないか。
4.適当な、運動をしておるか。
5.生活上の出来事に、一喜一憂しやすくないか。
6.特にすぐ悲観したり、興奮しやすいというのは、病的で事を成すに足りません。
7.精神的動揺があっても、仕事は平常の通り、続けうるかどうか。
8.昨日の失敗のために、今日の仕事が妨げられないでいけるかどうか。
終始一貫しているか。
9.毎日の仕事に自分を打ち込んでおるかどうか。
そこから本当の叡智というものと、直観力が出てくる。
10.自分がこの仕事にどれだけ役に立つか、有能であるかどうかということは、大いに吟味する必要がある。
11.現在の仕事は自分の生涯の仕事とするに足りるかどうかということを、また研究する必要がある。
12.自分の満足を何によって得るか。
どういうことが自分の心を満足させる仕事になるか、これを考えてみる。
13.とにかく自分は日常絶えず追求すべき明確な目標を持ち続けておるということ。
明日何をせねばならんという問題をもっておるかどうか。
14.自分は人に対して親切であるか、誠実であるかどうか。
15.自分は自分に対してやましいことはないかという問題。
16.自分は人格の向上に資するような教養に努めておるかどうか。
少し忙しくなってくるとできにくいものであります。
17.将来のための何か知識・技術を修めておるかどうか。
18.自分は何か信仰とか、信念、哲学というものを持っておるかどうか。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士