2019年02月08日

プロ野球春季キャンプ

いよいよプロ野球のキャンプが始まり、春の訪れを感じます。

地元中日ドラゴンズのキャンプも注目のルーキー根尾選手が入団し、例年になく見学客が多いようです。去年も松坂投手の入団で見学客が増えましたが、今年は更に増え、ここ数年下位に低迷し地味で暗いイメージの中日に春が来た気がします。後は与田新監督の采配でペナントレースを勝ち抜き、Aクラスと言わず優勝してくれれば、愛知県をはじめとする東海地方に活気が出そうです。
ところで、もう一つ注目しているのが大型補強を行い、監督も新しくなった巨人です。お金と権力で有力選手をかき集めるやり方は相変わらずで、今年は広島の丸選手を獲得しました。補強選手だけをみているとやはり巨人が優勝か、と言いたくなるところです。

ただ気になるのが他球団のドラフト指名を拒否してまで入団し、長年チームに貢献し巨人愛に溢れた長野選手や内海投手を、意図的ではないとしても放出したことです。2人は個人的な成績以外にもチームにプラスになる要素を持っていたのではないでしょうか?

野球は柔道やマラソンと違い、個々が自分の役割を果たすことによって、チームとして勝利という目標に向かって協力していくスポーツだと思います。
 

会社経営も同じようなもので、いくら優秀な人材を集めても、それが組織として機能しなければ崩壊していくでしょう。

原監督がどのように個の能力が高い選手をまとめ、勝利を上げていくのか注目です。


2017年03月10日

「成功者の3条件」について

 経営コンサルタント会社である「船井総合研究所」の創業者であった、故舩井幸雄氏がよく次の様に言われました。
組織のトップとして必要な資質は、1.素直、2.プラス発想、3.勉強好き、の3つである」と言われました。しかしこの3条件は組織のトップだけで無く、来月から企業等へ入社する新卒社員にも同じ事が言えるのではなかろうかと思います。
 
新入社員の3条件

1.素直
  先輩社員は後輩の成長の為に指導をする訳で有るから、先ずは先輩社員の言うことを「素直」に受け入れることが必要であると思います。 
 
2. プラス発想
  何事に於いても、プラスに考え、心の態度を積極的に保つ事だと思います。マイナスの消極的な言葉は使わないことです。
 
3.勉強好き
  新入社員は与えられた仕事を先ずはまじめに一所懸命に行うことだと思います。そうすれば仕事好きに成り、仕事に関連する勉強も好きになって行くと思います。
 


2017年02月10日

「国税局が行う事後調査」について

平成28年2月9日付のこの「社長のブログ」は「税務調査の方法」という題で書かせて頂きました。
 今回はその4つの税務調査の方法のうちの「国税局が行う事後調査」について書かせて頂きます。
 
 税務調査の方法のうちの「国税局が行う事後調査」は当社のお客様の中でも年間で1~2件はあります。
この調査は、通常事前の連絡も無く、突然国税局の調査官が6名程度来ます。全員が国税局の調査官であることは少なく、国税局の下部組織である税務署の調査官と合同で調査する場合が多いです。
 調査は私の経験からすると、初日が月曜日であることが圧倒的に多いので、月曜日は要注意です。
 この調査は、事前に国税局で調査対象の個人や法人を調査して、脱税や不正の事実を確認している場合が殆どです。金額的にも不正金額が数百万円から数千万円に及ぶことが多いですが、中には億単位の場合もあります。
不正内容は様々ですが、売上計上漏れや仕入や外注等の架空計上が比較的多いように感じます。
 調査官が必ず行うことは、現金出納帳と実際の現金との突合です。現金出納帳が書いて無い場合や合わない場合が多いので、現金出納帳の残高と実際の現金は必ず毎日合わせる様にしましょう。その他個人や会社の金庫の中や事務机や集金用のカバンの中を見ることも多くあります。
 
 不正を行った場合、不正金額より、追徴税の方が大きくなる場合も有ります。
節税はしなくては成りませんが、脱税は割が合わないのでやめましょう。


2016年02月09日

「税務調査の方法」について

通常の法人(法人税等)や個人(所得税等)に対する税務調査には、おおむね次の4つの方法があります。

1.税務署が行う事後調査 
中小企業を対象とする私共税理士が担当する税務調査の立ち会いの約95%はこの税務署(碧南・高浜・刈谷・安城・知立の各市の場合は刈谷税務署) が調査を行います。
この場合、事前に調査の連絡が有るのが通常ですが希に連絡なしで突然調査官が来る場合があります。この場合私の経験では、圧倒的に月曜日が多いです。
この調査の場合は、実際に調査官が来るのは、個人の場合は通常1日、法人の場合は2日~3日です。
 
2.税務署が行う特別調査
特別調査は、通常特調と呼び、税務署の中でもベテランの「国税特別調査官」が担当して、比較的規模の大きい企業等が対象になります。調査期間も通常1週間位で、3人~5人位の調査官が来ます。場合に依っては1ヶ月~2ヶ月掛かる場合も有ります。
 
3.国税局が行う事後調査
この調査方法は、事前の連絡もなしで、突然国税局の調査官が、7名前後で来るケースです。私もこのケースは年に1回~2回程度経験していますが、突然の出来事で大変です。国税局は税務署の上の組織で、全国に11ヶ所程度あります。中部地方は名古屋国税局が管轄しております。
 
4.国税局が行う強制調査(査察)
この調査は脱税を犯した、犯罪者を摘発する強制調査で、事前に裁判所よりの査察令状(逮捕令状に等しい)により行われるもので、テレビや新聞で報道されるものです。
この調査方法は前に「マルサの女」で映画になった事もあります。私も税理士を40年間して居ますが、1回しか経験がありません。
 


2013年12月09日

バランス・スコアカード(BSC)について

前回のブログ(来年の抱負と計画)で毎年11月に入るとそろそろ来年のことを考える時期であること、そして私と同じ様に、企業経営者の方達の中には、「来年は会社をどの様な会社にしたいか」と会社の方向性を考える経営者も多いと思います。その時にこの「バランス・スコアカード」の考え方を参考にすると良いと思いますのでご紹介させていただきます。

バランス・スコアカードは「会社全体を4つの視点で考える方法」です。バランス・スコアカードは、今から約20年前にロバート・キャプランというハーバード大学の教授とデビッド・ノートンというコンサルタント会社の社長の2人が共同で考えた経営の考え方です。

4つの視点とは次の様なものです。この4つの視点から会社全体を考える方法です。

1.財務の視点
売上高、お客さんの数、社員の数、設備の計画、借入金の問題等財務的な問題です。
2.顧客の視点
お客様に対してどの様な行動をするか、販売方法など販売戦略等です。
3.業務プロセスの視点
これは製造業であれば生産性の向上の問題であり、物品販売業であれば商品の流通の問題や、売れる商品の開発等の問題です。サービス業であればサービスの方法の問題です。
4.学習と成長の視点
これは会社の組織の問題であり、従業員の採用、配置、評価、モチベーション、給与等の問題です。
   
上記4つの視点を基にして来年の会社の方向性を考えれば解りやすいのではないかと思われます。参考にして下さい。




 西川 和志 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士

西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士


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