2015年07月10日

中村天風の「理想の摩訶力」について

東郷元帥、松下幸之助、京セラの稲盛和夫といった方々が「生涯の師」とした中村天風さんを知っている人は少ないかもしれません。
中村天風さんは明治、大正、昭和に生きた人です。天風理論の真髄を一言で言うと何事も「積極一貫」、「心の態度が何時も積極的な人」は幸せになりますよ、という考えです。

今回は、中村天風さんの教えの中の「理想の摩訶力」についてお話ししたいと思います。

人間誰でも、あの様になりたい、この様にしたいと理想があると思います。その理想を心の中でできる限り具体的に想像して、そして寝ても覚めても想像し続けて、心の中でその理想が鮮明に想像(イメージ)できる様になると、その理想は実現する、という教えです。この不思議な力を、「理想の摩訶力」と天風さんは言っています。私もこの「理想の摩訶力」を何度か経験したことがあります。


皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。



 


2009年12月10日

私の人生に良い影響を与えてくれた人々

 今までに、私の人生に良い影響を与えてくれた人々は多くいますが、私の場合は「人生の師匠」として、また「心の糧」として最も尊敬出来る人物というと、次の三人ではなかろうかと思います。

1.中村天風
 明治、大正、昭和と生きた人です。昭和43年92歳で亡くなりました。 
 20歳代は、日清、日露戦争に軍事探偵として参戦しましたがロシア軍に捕まり、絞死刑になる処を日本軍に助けられました。
 30歳代は、結核になり、結核を治すため、数年医学の勉強の為世界中を回りましたが治らず、日本で死のうと思い帰国の途中に、「カリアッパ」というヨガの先生に会い、治して貰うことが出来ました。
 帰国してからは、実業家となり、銀行業を始め、頭取になり、大富豪になりましたが、心の満足は無かった様です。
 40歳代で天風さんは、財産を国家に寄付をして、妻に「握り飯」を作ってもらい、日比谷公園等で「辻説法」を初めました。そこで「天風理論」を解説しました。
 「天風理論」を一言でいうと「積極一貫」といいまして、物事の判断基準で消極と積極があれば、「どんな時でも、積極的な方を貫きなさい」という事です。そして『消極的な言葉は、たとえば「疲れた」とか「もう駄目だ」「限界だ」等の言葉は使ってはいけませんよ』という教えです。
 天風さんを師と仰いだ人の中には、東郷平八郎、原 敬、山本五十六、松下幸之助、稲盛和夫、双葉山、等有名人が多くいます。

2.安岡正篤
正篤さんは、漢学者で「外平らにして、内成る」と言う、中国の言葉から、「平成」と言う「元号」を政府に提案した人として有名で、著書も多くあり、皆さんの中にも正篤さんを知っている方は多いと思います。

3.稲盛和夫
稲盛さんは、まだ現在も活躍してみえる方で、「京セラ」や「KDDI」の創業者として余りにも、有名なので、皆さん良く知っている人だと思います。




 西川 和志 
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士

西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員

昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士


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