2011年12月10日
皆さんご承知の様に、現在の社会情勢は政治も経済も社会も大混乱を呈しております。
特に経済は、超円高で推移しておりますが、もっと円高になる可能性も十分あるということです。そのため、大企業だけでなく中小企業までも海外に進出しております。グローバル化の波は中小企業にまでせまっています。
当社のお客様の中でも中国やベトナム等に進出したり、また進出する準備を始める方が出てきています。当社も税のスペシャリストとして、国際税務に長けた会計事務所を実現したいと思います。
また政治も混乱しており、この5~6年、毎年のように総理大臣が変わり、重要法案も衆参逆転の関係もあり、成立できずに先送りされている様に思えます。
私共が一番関心のある毎年の改正税法の法案も同様で、通常は12月半ばに税制調査会が原案を作成し、3月末までに参議院を通過して、4月1日実施されるのですが、昨年に引き続き今年もどうなるか不透明です。
また社会も東日本大震災や原発事故の影響で混乱しており、先が見えておりません。
この様に社会が大混乱をしている時は、同時に社会が大きく変化する時だと言われています。これからの社会がどの様に変化していくか、しっかり考える時ではなかろうかと思います。12月もまだ少し残っておりますので、経営に関わる方は、社会が変化しても対応できるように来年の経営戦略を考えられたらいかがでしょうか。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士