2003年01月23日
「経営者の仕事」とは、会社を発展させ、安定させることではないかと思います。
それでは、会社を発展・安定させていく上で、最も重要なことは何でしょうか?経営者の方々にこの質問をすると、「信用」「技術」「人材」等の答えが返ってきます。確かにこれらも重要なことですが、優秀な「人材」が揃っているはずの大企業でさえ、倒産することがあります。
私は、経営者自身が考える自社の「経営戦略」が最も重要であると考えています。
経営者はまず、自身の「経営理念」に基づき、3~5年後の自社の「未来像」を想像しなければなりません。さらに「未来像」を実現するために、儲かる「事業構造」を作り上げる必要があります。これからどのようにしていけば、儲かる「事業構造」を作ることができるか、つまり「経営戦略」を考えることが重要なのです。
この「経営戦略」を策定することこそ、経営者の最も重要な仕事であり、これに専念していかなければならないと思います。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士