2022年07月11日
マイナポイント第2弾が6月30日から始まりました。
今回はマイナポイントがもらえるパターンが3種類あり、(1)マイナンバーカード新規取得者5,000円 (2)健康保険証利用申込7,500円 (3)公金受取口座登録7,500円と、最大2万円相当になります。
私は前回の新規取得で5,000円分をもらっていたので、今回は健康保険証と公金受取口座の登録を行ないました。
前回はICカードリーダーでしたが、今回はスマホでやってみました。スマホの背面にマイナンバーカードを接触させるとカード情報を読み取ることができます。
薄いスマホのどこにそんな機能があるのか不思議ですが、無事読み取ることができ、翌日にはPayPayポイントとして入金されました。
このスピードには驚きましたが、以前と比べ国のシステムもだいぶ改善されてきたようです。
家族4人全員登録したので、15,000円×4人で6万円分のポイントをもらえるのですが、これだけのことで6万円分ももらえるとは有り難いものです。
国の財政はコロナ給付金等でかなり悪化しているにもかかわらず、さらにお金をばらまいている気がします。
国としては、なにがなんでもマイナンバーカードを普及させたいのでしょう。
マイナンバーカードが普及すれば、給付したポイント以上に事務の効率化が見込まれ、税収も確保できると判断しているのでしょう。
この登録により銀行預金・収入・納税履歴等、個人情報が国に把握されることになります。
それが嫌な人が多く、未だにマイナンバーカード取得は5割に達していません。
私は隠すほど資産もなく、悪いことをしているつもりはないので、国が知りたいというなら教えても構わないという考えですぐに登録しました。
人によって考え方が違うので、マイナンバーカードには賛否両論があると思いますが、いずれは個人情報を国が管理する時代が訪れるでしょう。
身体にICチップが埋め込まれ、行動パターンまで管理されることになると、さすがに恐怖を感じますが。
そのときはどのような世界になっているのか想像できませんが、コンピューターが人間を支配するのではなく、人間味あふれる平和な世の中になっていることを祈ります。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士