2021年11月10日
プロ野球では両リーグともリーグ優勝が決まりました。セリーグはヤクルト、パリーグはオリックスと、開幕前に予想したチームと違っていたという人が多いのではないでしょうか。
最後まで熾烈な争いを繰り広げての決着でしたが、優勝したニュースはそれほど大きく取り上げられなく、プロ野球人気の衰退を感じました。
こういう状況のプロ野球界に、日本ハムの次期監督に新庄剛志氏に決まったというニュースが飛び込んできました。
新庄氏といえば現役時代から派手なパフォーマンスで人気者があり、派手すぎて色々叩かれたこともあるとは思いますが、めげずに最後まで自分流を貫き通しました。
そういう経歴の人なので、管理者である監督という仕事は向いているのだろうかと心配しましたが、記者会見を見てこれからのプロ野球を盛り上げて改革してくれるのではないかという期待に変わりました。
相変わらずの派手な衣装で登場したのは想定どおりですが、発言が面白く、特に「優勝なんか一切目指しません!」というのには驚かされました。
「1日1日、地味な練習をしてシーズンを迎えて、なにげない1日を過ごして勝ちました。勝った勝った・・・それで9月あたりに優勝争いをしていたら、さあ、優勝目指そうと。気合の入り方が違う」というのが真意のようで、派手なパフォーマンスの割にはすごく納得できる考え方です。
高い目標をたてそれに向かって頑張るのも大事ですが、日々の地道な積み重ねがもっと大事なのだということを、改めて考えさせられました。
今後どのように日本ハム、プロ野球を変えていくのか期待して見守りたいと思います。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士