2021年01月10日
明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
昨年は世界中に蔓延した新型コロナウイルスの影響で、生命をも脅かし、人類にとっては最も危機的な状況を作り出しました。
また、そのことによって大きな時代の変革を加速させ、今まで当たり前と思っていたことが当たり前でなくなり、日常の生活も大きく様変わりしました。
飲食店をはじめ多くの企業が厳しい経営を強いられています。
生き残る企業とは、『最も強いものではない。 最も知的なものでもない。 それは、変化に最もよく適応したものである』というダーウィンの言葉にあるように、このコロナ禍を嘆くより適応していく努力をしていかないといけないと思います。
ただ新しいことにチャレンジすることはいいことですが、無計画・無鉄砲にやれば自滅のおそれもあります。
不況になっても生き残る会社経営者は、「大したことはやっていないのですが」と言い、状況を悪化させる経営者は「いろいろやっているのですが上手くいかなくて」と口にします。
これは、本業という基本に徹した企業が生き残り、片や不安から新しいことを次々に打ち出すものの社員が達成への意欲を欠き、状況が悪化していくのが原因です。
先が見えない時代になってきましたが、いつの時代も世のため人のために尽くせる企業が生き残ります。
最後に、今年も皆様のますますのご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士