2020年09月10日
昨年の10月から始まったキャッシュレス還元が6月末をもって終了しました。
私もキャッシュレス還元が始まってから、対象の店ではキャッシュレス決済をするようになりました。あまり還元の実感はありませんが、ある程度の恩恵は受けていたのでしょう。
その第2弾としてマイナポイントが9月からスタートしました。
キャッシュレス還元は2%か5%の還元率でしたが、マイナポイントはなんと25%という高還元率です。還元率だけみると驚きですが、実は上限金額が5,000円となっています。
使えば使うだけ還元されたキャッシュレス還元に比べ、2万円の支払いで限度額に達してしまいます。
キャッシュレス還元はキャッシュレス推進を目的にしたものですが、今回のマイナポイントの真の目的はマイナンバーカードの取得です。
通知カードが送られても、なかなかマイナンバーカード取得までには至らないので、飴を使って取得を促そうという魂胆です。
国としては5,000円を払ってでもマイナンバーカードを取得して欲しいのです。
来年3月からマイナンバーカードが健康保険証として利用できるようになるのも関係しているでしょう。
ただ多くの人がまだマイナンバーカードを取得していない理由に、個人情報が国に筒抜けになってしまうということがあるでしょう。
預金や投資株式等の情報を、国に把握され管理されてしまうことへの懸念です。
そういう人は、5,000円ぐらいでマイナンバーカードを取得しないほうがいいでしょう。
取得するかどうかは、よく考えてから決めたほうが良さそうです。
ちなみの私の家族は全員マイナンバーカードを取得して、マイナポイント@5,000円✕4人=2万円分をすでにゲットしました。
国に知られて困るような資産や個人情報がないので、2万円の臨時収入を優先しました。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士