2020年07月10日
最近、本を読むことが少なくなってきました。
夜、本を読んでいてもしばらくすると眠ってしまうのでなかなかページが進みません。去年は1冊の小説を読むのに1年近くかかってしまいました。
もう少し読書量を増さなければと思うのですが、買った本も読まずに積まれたままになってしまいます。
なんとかしないといけないと思っていたら、アマゾンから“Audible”という本が聴けるアプリがあると知り、最初の1冊は無料ということなので早速ダウンロードしてみました。
ビジネス書で売れている「FACT FULNESS」という本を読む(聴く?)ことにしましたが、スマホから本の朗読が流れてきます。
散歩するときはイヤホンで、夜寝るときはスピーカーから聴いてみましたが、なかなか便利なものです。
活字を目で追って読むという行為はエネルギーをかなり使いますが、耳から流れてくる音声を聞き流すだけなので、それほど苦にならず読む(聴く)ことができました。
内容は統計学的で少し難しいものでしたが、理解はでき参考になりました。
これを書籍で読んでいたら、きっと途中で挫折していたに違いありません。
目で字を読むという行為に比べると、頭に入りにくいとか漢字が読めなくなるというデメリットはあると思いますが、本の内容によって使い分ければ有益な道具になりそうです。
今のところの欠点といえば、選択する本の数が少ないことと、値段が少し高めで月額1,500円で1冊しか読めないというところでしょう。(もちろん追加料金を払えば何冊でも読むことができます)
「FACT FULNESS」の例で言えば、紙の書籍なら1,980円ですが、Audibleだと3,500円になるので、倍とは言わないまでもかなりの割増し料金になります。
これらの問題も利用者が増えれば、今後改善されていくと思います。
新しい読書のあり方として選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士