2018年03月12日
平昌オリンピックが2月25日閉幕しました。
皆さんもテレビに釘付けだったのではないでしょうか。
フィギュアスケート男子で羽生選手が2連覇、小平選手、高木菜那・美帆姉妹のスケート女子の金メダル等日本は冬季史上最多の13個のメダルを獲得しました。
オリンピック終了後、一番テレビを賑わしているのはカーリング女子で「モグモグタイム」や「そだねー」が大きく取り上げられ今では時の人になっています。
昔と今のメダリストの違いは、日本オリンピック委員会(JOC)がメダリストに対して「金」で500万円、「銀」で200万円、「銅」で100万円の報奨金を支払うことです。
メダリストという名誉だけでなく、頑張って努力して結果をだしたことにお金という形で報いるというのは個人的には良いことだと思います。精神的・人間的に成長したメダリストならきっと世の中のためになる使い方をしてくれると信じているからです。
高木美帆選手はJOCとスケート連盟から合わせて1,600万円の報奨金を受けとり、金メダルを2個獲得した高木菜那選手は2,000万円の報奨金に加え所属する日本電産から4,000万円をもらえるとのことです。
ここで気になるのがやはり税金の取り扱いで、JOCからの報奨金は所得税法の例外規定で非課税になっています。競技団体からの報奨金も最大300万円までが非課税。
ただし、所属企業から受け取る報奨金はサラリーマンが受け取る給料と同じで給与所得、スポンサー企業からの報奨金は一時所得(約半分が非課税)となります。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士