2023年01月10日
あけましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になり有難うございました。
昨年の年末頃から、3年ぶりという言葉をよく耳にします。
コロナ感染者の重症化リスクと死者数が減少し行動規制がなくなったことで、年末年始は実家に帰省し、久しぶりに祖父祖母に会えてお互い喜んでいる姿などをテレビで見るとほっとします。
今年に入りまた感染者が増えているようで、少し心配にはなってきましたが、以前のような強い規制はしないでしょう。
コロナの影響もあるのか、確実に次の時代に移りつつあるのを感じます。
毎年恒例だった、郵便局の年賀状受付開始や配達開始のテレビ報道がほとんどなくなりました。年賀状じまいという言葉もよく聞くようになり、今回で年賀状を出すのをやめさせてもらいますというハガキを実際にいくつか受け取りました。
年末のあいさつ時のカレンダー配布も少なくなり、年始にしめ縄をつけている車は1台も見かけませんでした。おせち料理はまだ食べる人も多いようですが、若い人たちにとっては美味しくなくあまり食べたがらないようで、これもそのうちなくなるのではないでしょうか。
このように今までは常識と考えられていたことが、急速に変わりつつあります。
数十年前と比べると時代の流れはおどろくほど速くなっています。企業の中には時代の移り変わりに対応できず、衰退していくケースが増えていくと思います。
このような状況の中、経済産業省から「リスキリング」と呼ばれる言葉が提唱されました。
リスキリングとは、働き方の変化によって、今後新たに発生する業務で役立つスキルや知識の習得を目的に、勉強してもらう取り組みのことです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革で、企業でも過去の常識が変わりつつあり、それに対応するため学び直さなければいけないということなのでしょう。
今年はコロナ関連の補助金・助成金もなくなり、各企業の実力が問われる年となりそうなので、全社一丸となって明るい未来を目指し邁進していきましょう。
本年も宜しくお願いします。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士