2017年08月10日
私は最近税理士として人事制度について勉強していますが、中小零細企業では、殆どの企業でしっかりした「人事制度」が無いのは、現状ではないかと思います。
私が考える人事制度とは次の様なものです。
1.採用
まず「人事制度」が必要になるのは、従業員の採用から始まると思います。
最近は深刻な人手不足で、募集してもなかなか集まらないのが現状ですが、
採用方法については次のような方法があります。
(1)新聞チラシや募集業者に依頼する
(2)職安に依頼する。
(3)ホームページで募集する。
(4)親類、知人に依頼する。
(5)高校、専門学校、大学等の新卒を採用する。
その他の採用方法も考えなければ成りません。
2.給与、賞与、退職金
実は、採用の前に、毎月の給与、賞与、退職金をどの様に定めて、どの様に支払うか、決めておかなくては成りません。
しっかりした、これらの規定を整備していく必要があります。
3.配置と教育
従業員を採用したら、次はどの様に配置(適性)して、どの様に教育したら良いか考えなければ成りません。
しっかりした従業員教育制度が確立している中小零細企業はあまりありません。
4.評価と指導
従業員の成長の為に、しっかり教育し、その結果を評価して、上司が部下を指導する制度まで整っている企業も少ないです。
しかし、これから成長しようと思う企業なら,これら一連の「人事制度」を確立して運用していくことが、益々重要に成っていくものと思われます。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士