2012年04月11日
先日上記の表題のセミナーが東京であり、満席だったようです。
中小零細企業の多くは、社長が病気でもなればすぐ会社存続の危機に直面します。しかも、実際に社長の病気のため廃業したり、事故で社長が死亡して会社が解散になったりすることもよくあることです。しかし、その様なことを想定し、対処している中小零細企業は少ないように思われます。従業員がいない会社ならまだしも、数人でも従業員がいる会社が廃業・解散等をすることになれば、その従業員は即失業ということになります。
私事ですが、十数年前のこと突然病気になり1ヶ月入院したことがありす。風邪だと思い更生病院に診察に行ったら直ぐその場で入院することとなり、大変困ったことがありました。その時に「自分が病気で会社に行けなくなっても、会社が存続できるようにしなければならない。」と思い、対策を考えました。
それから数年が過ぎた、今から7年前、今度は前とは違う病気で3ヶ月入院することになりました。しかし今度は前回の入院の時と比べ、ある程度対策ができていたので、何とか会社を存続させることができました。
社長の年齢には関係なく、何時不慮の事故があるかもしれません。それに十分な対応ができるよう、「日ごろから対策を考えておく必要があるのでは」と思います。
西川 和志
税理士法人 森田経営
代表社員
昭和54年7月19日生
主な資格:税理士、弁護士